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(itron-club 1752)
SWEST参加案
内
- To: itron-club __at__ ertl.jp (itron-club ML)
- From: TAKADA Hiroaki <hiro __at__ ertl.jp>
- Date: Wed, 6 Jul 2005 04:25:36 +0900 (JST)
各位
# この案内はいくつかのメーリングリストを通して送付しています。
恒例の組込みシステム技術に関するサマーワークショップ(SWEST)の参加案
内をお送りします。今年は、例年より約1ヶ月遅く、8月25日と26日の両日に開
催します。ぜひ、ご参加いただけると幸いです。
高田広章
名古屋大学
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*** 参加者募集 ***
*** デモンストレーション募集・協賛会社募集 ***
*======================================================================*
第7回 組込みシステム技術に関するサマーワークショップ
SWEST7: 7th Summer Workshop on Embedded System Technologies
http://www.ertl.jp/SWEST/
遠鉄ホテル エンパイヤ(浜松市舘山寺町1891)
2005年8月25日(木) 〜 26日(金)
主催: 組込みシステム技術に関するサマーワークショップ 実行委員会
共催: 情報処理学会 組込みシステム研究グループ
組込みシステム開発技術研究会(CEST)
組込みソフトウェア管理者・技術者育成研究会(SESSAME)
日本エンベデッドリナックスコンソーシアム(Emblix)
TOPPERSプロジェクト
後援(申請中):
情報処理学会 システムLSI設計技術研究会
電子情報通信学会
日本システムハウス協会(JASA)
ソフトウェアテストシンポジウム実行委員会
協賛:イーソルeSOL(株)
(株)ガイア・システム・ソリューション
横河ディジタルコンピュータ(株)
サンリツオートメイション(株)
(株)技術評論社
キャッツ(株)
三菱電機マイコン機器ソフトウエア(株)
(株)東陽テクニカ
(株)翔泳社
富士設備工業(株)
【SWEST7開催】
第7回 組込みシステム技術に関するサマーワークショップ(SWEST7)を8月25
日(木)〜26日(金) の両日に、浜松湖畔の舘山寺温泉において開催します。
近年、組込みシステムの応用分野が拡大・発展している一方で、その開発技術
の進歩は遅く、組込みシステム開発の現場はますます困難な状況に直面してい
ます。SWEST は、主として、組込みシステムに関連する研究を行っている大学
の研究者や学生と、企業の技術者を集め、組込みシステム技術の進むべき方向
性について議論することを目的としています。SWEST の理念や目的については
最後の【追記: SWESTとは?】をご覧ください。
**** サマースクール開校 ****
SWEST7では,SWESTの理念や目的の達成を加速するため,初めての試みとして
組込みシステム技術に関するサマースクール(SSEST1)を開校します.学生に
よる学生のためのスクールで,SWEST7と同じ週,月曜から水曜まで同じ会場で
学ぶことができます.詳しい内容や参加申し込みについては下記のウェブサイ
トをご参照ください.
http://www.ertl.jp/SSEST/
**** ベストポスター賞新設 ****
今回より,優秀なポスター発表に対してベストポスター賞を授与します.参加
者の投票を基本に,SWEST実行委員会が優秀として認めたいくつかの発表に対し
て,表彰および奨励金の授与を行います.すでに20を超えるポスター発表を受付
ておりますので,参加者の皆様によって優秀なポスターを表彰しましょう.
今回のSWESTも、過去4年間に引き続き、情報処理学会 システムLSI設計技術研
究会(SLDM)主催の DAシンポジウムと同日開催します。DAシンポジウムは、
システムLSI設計技術に関する研究集会であり、ハードウェア設計技術者・研
究者とソフトウェア設計技術者・研究者の交流を図ることも、大きなテーマと
なっています。DAシンポジウムについての詳しいことは、下記のウェブサイト
をご覧ください。
http://www.ipsj.or.jp/sig/sldm/
DAシンポジウムとの共同招待講演では、松下電器 半導体社の木村 浩三氏
に「デジタル家電プラットフォーム UniPhier」関連のテーマで,
また,University of California Berkeleyの井上 隆秀先生に
「EDA in and beyond late CMOS era '2015年の設計を考える'」というテーマ
でそれぞれご講演を頂きます.
サーベイヤ計画による模型ロケット hamana-2も昨年に引き続き,打ち上げます。
サーベイヤ計画は、組込みシステムとソフトウェアの開発技術力向上を目指し
て、学習環境と教材(ソフトウェア、ハードウェア両方)を作り上げるプロジ
ェクトです。hamana-2は、模型ロケットにGPSモジュールを搭載したもので、打
ち上げの軌跡を測定することができます。この測定用のシステムを、組込みシ
ステム開発技術に関する教材として活用するものです。Hamana-2は以下のURL
にて紹介しています。
http://www.ertl.jp/SWEST/Surveyor/Hamana-2/
また、サーベイヤ計画については、以下のURLにも紹介されています。
http://www.kumikomi.net/hazre/article/report/06survey/01.html
SWEST7は、上で紹介した招待講演に加えて、5件のチュートリアル、プロジェ
クトアップデート、分科会(自由討論会)、ポスター発表とその概要説明、製
品のデモンストレーションなどで構成されます。
是非、参加をご検討下されば幸いです。
【開催要項】
日時: 2005年8月25日(木) 13:00 〜 26日(金) 17:30
会場: 遠鉄ホテル エンパイヤ
浜松市舘山寺町1891
TEL: 053-487-1111(予約センター)
http://www.entetsu.co.jp/kaihatu/empire/
参加費:
SWESTにのみ参加される方は (A) の参加費になります。DAシンポジウムに
初日(SWEST 開催の前日)から参加される方は、別途DAシンポジウムに申
し込んだ上で、(B) の参加費をお支払い下さい。参加費の支払方法は、参
加を申し込まれた後にご連絡します。
(A) 宿泊・食事込みの参加費(宿泊は相部屋となります):
(SWESTのみに参加する場合)
一般 22,000円
共催・協賛・後援団体会員(*) 20,000円
学生 14,000円
(B) 宿泊・食事なしの参加費:(26日の昼食含む)
(DAシンポジウム参加後 SWESTに参加する場合)
一般 12,000円
共催・協賛・後援団体会員(*) 10,000円
学生 4,000円
(*) CEST, SESSAME, Emblix, TOPPERSプロジェクトの各会員
情報処理学会, 電子情報通信学会, JASAの各会員
協賛会社の社員
定員: 160名程度
【プログラム(予定)】
※ SWEST参加者は,25日PMと26日のDAシンポジウムプログラムも聴講できます.
DAシンポジウムのプログラム詳細は下記を参照してください.
http://www.ipsj.or.jp/sig/sldm/
※ SWESTプログラムの最新版は、以下のウェブサイトに掲載する予定です。
http://www.ertl.jp/SWEST/SWEST7/cfpartici.html
8月25日(木)
(12:00〜) 受付
13:00〜13:10 オープニングセッション
13:15〜14:35 SWEST/DAS 共同招待講演1
□「デジタル家電プラットフォーム UniPhier(仮)」
木村 浩三(松下電器 半導体社)
14:50〜16:10 SWEST/DAS 共同招待講演2・セッションS1-2
□セッションS1-2: ポスター発表概要説明
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1件あたり3分程度で、ポスター発表の概要を説明していただきます。
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□SWEST/DAS 共同招待講演2
「EDA in and beyond late CMOS era '2015年の設計を考える'」
井上 隆秀(University of California Berkeley)
16:30〜18:00 ポスター発表・デモンストレーション
□ポスター発表(受付順)
「特定用途向け命令セットプロセッサ開発システム ASIP Meister」
野津 隆弘(1), 岩戸 宏文(1), 稗田 拓路(1), Huynh Long Kim(1)
田中 浩明(1), 佐藤 淳(2), 塩見 彰睦(3), 北嶋 暁(4)
坂主 圭史(1), 武内 良典(1), 今井 正治(1)
(1) 大阪大学,(2) 鶴岡工専,(3) 静岡大学,(4) 大阪電気通信大学
「OSEK COM開発事例紹介」
大西 秀一(ヴィッツ)
「ロボットを用いた組込みシステム学習環境の開発とデバッグツールの開発」
田中 裕樹,川上 亮太郎,早川 栄一(拓殖大学)
「組み込み機器のスクリプト制御技術」
田村 修(リカージョン)
「UMLの性能別の変形手法の確立に向けて」
佐々木 心也,片山 徹郎(宮崎大学)
「三次元表現空間によるモジュール横断最適化コンパイラの実現ための一手法」
三好 健文,杉野 暢彦(東京工業大学)
「SMTプロセッサにおける統合的なリアルタイムスケジューリング機構」
加藤 真平,小林 秀典, 山崎信行(慶應義塾大学)
「自律分散コンセプトに基づく高信頼組込み制御アーキテクチャと
車両制御システムへの適用検討」
吉村 健太郎(1)
櫻井 康平(2),守田 雄一郎(2)
(1) Hitachi Automotive Systems Europe GmbH
(2) 日立製作所
「VAX11/780命令互換プロセッサ開発によるコンピュータシステム設計教育」
近藤 信行,清水 尚彦(東海大学)
「テストベンチ作成の容易化を目的とする協調検証用インタフェースの開発」
近藤 信行,大山 将城,清水 尚彦(東海大学)
「Responsive Multithreaded Processorの命令供給機構および
IPC制御機構の設計と実装」
真垣 郁男,山崎 信彦(慶應義塾大学)
「Responsive Multithreaded Processorのスレッド制御機構」
伊藤 務,真垣 郁男,山崎 信彦(慶應義塾大学)
「実時間OS RT-Frontierにおけるインプリサイス計算機構」
小林 秀典,山崎 信彦(慶應義塾大学)
「組込みシステム設計教育としてのペイントツールハードウェアの開発」
堀口 雅晴,並木 滋,木下 修平,清水 尚彦(東海大学)
「UML Testing Profileによるモデル検証」
関本 康久(日本テレロジック)
「組み込み向け資源保護システムの実現」
菅谷 みどり(早稲田大学)
「高信頼実行環境の設計」
茂田井 寛隆(早稲田大学)
「Shi-Linux 実時間カーネル」
戴 毛兵,石川 裕(東京大学)
「システムレベル設計における通信インタフェースの検討」
高木 佳章(名古屋大学)
□デモンストレーション
★ 現在,デモンストレーションを募集しています。
□DAシンポジウム ポスターセッション
18:30〜20:30 SWEST/DAS 合同懇親会
20:30〜22:30 分科会1
□セッションS1-4-1「 組み込み百物語」
〜ワーストプラクティスに見る、組み込みシステム開発の重要課題〜
コーディネータ: 木元 峰之 (クレセントフューチャー)
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組み込みシステム開発に関わって、思いがけず見てしまったあんなこ
とやこんなこと。本当にあった怖い話、恐ろしいコード。そんな経験
を持っているのは、あなただけではないかも知れません。信じられな
い現象から目を背けるのではなく、背後にある共通点を、科学的に考
証してみませんか。この分科会では、皆さんからの情報提供を元に、
組み込みソフトウェア開発の問題点、失敗事例、ワーストプラクティ
スなどを取り上げます。そこから、組み込みシステム開発における重
要課題を認識し、現実的な対応策を探っていきます。皆様の参加を、
心よりお待ちしております。
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□セッションS1-4-2:「SWEST しゃべり場」
コーディネータ: 穴田 啓樹 (CATS)
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皆さんは何を期待してSWESTに参加されますか?
SWESTは、多様な背景を持つエンジニアが、互いの考えをぶつけ
合うことによって、好影響を創り出す「場」です。
それは「発言」から始まるのですが、「ベテランが多くて気がひけて
しまった」「発言のタイミングを逃してしまった」「時間がなくてほ
かの人の意見を聞きけなかった」という方もいるようです。
そんな皆さんのために、この分科会では安心して話せる「場」を提供
します。具体的には、コーディネータの進行のもと、参加者が持ち回
りでテーマを決め、そのテーマについて全員で自分の考えを述べ合い
ます。その人の考え方や関心事がわかると、話がしやすいですよね。
この分科会でネタを作り、部屋に戻って続きをやるもよし、徹夜部屋
で飲み明かすもよし。是非、知り合いを増やし、組込みコミュニティ
の輪を広げていきましょう!
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□セッションS1-4-3:「子供向けコンピュータ教育の教材作成」
コーディネータ: 小川 清(名古屋市工研)
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子供向けのコンピュータ教育については、LEGOを使ったロボットの教
育はSESSAMEの子供向け教育のWGでも紹介され、進展していることが知
られています。しかし、電子回路、CPU、OS、プログラミング言語のよ
うな、コンピュータの構成要素をどのように教えるとよいかの教育が十
分準備されていない状況にあります。そこで、SESSAMEの子供向け教育
のWGを中心に、子供向けの教材を作成するプロジェクトを開始しようと
しています。
子供にコンピュータを教える前に、何を教えているとよいか。
子供にコンピュータを教える前に、子供が何ができるようになっている
とよいか。
子供がコンピュータを使う時に、何に注意したらよいか。
を前提として、教材に盛り込むとよい事項について提案し、検討したい
と思います。また、子供向けの教材、大人向けの教材で、現状で何が問
題かも提起していただけると幸いです。
子供に教えるときに気がついたことは、大人に教える時にも役立つこと
が多く、大人向けに教育をされている方々のご協力とご参加を御願いし
ます
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□セッションS1-4-4:「設計生産性危機はどこへ行った?」
コーディネータ: 冨山 宏之 (名古屋大学)
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1960年代半ばからソフトウェア危機が叫ばれ、将来必要なソフトウェ
ア開発者の数が世界人口を超えるだろうと(冗談交じりに?)予測さ
れていました。しかし、現実はそうなっていません。一方、ハードウ
ェア設計の分野でも1990年代より生産性危機が叫ばれていますが、10
年経った今でも特に問題が起きていないように見えます。誰がどのよ
うに生産性危機を解決したのでしょうか? ウンチクを披露したい人
、ただ単に飲みたい人、それから、真面目に議論したい人など、気軽
にお集まりください。
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□セッションS1-4-5:「サーベイヤ計画 hamana-2 最終調整作業公開」
コーディネータ: 岸田 昌巳(フルノシステムズ)
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サーベイヤ計画により翌朝に打ち上げる模型ロケット hamana-2の最終
調整現場を、SWEST参加者に公開します。
昨年は,実際の打上げまで,トラブルに次ぐトラブルが発生!!
参加メンバー一丸となり,それら全て乗り越えての打ち上げでした.
最終調整現場に居合わせた方は,その雰囲気を共有できた事でしょう.
今年はエキシビジョン形式にて各チーム毎に打ち上げます.各チーム
毎に乗り越えたものは違うかもしれませんが,今年は開発談義を肴に
まったり談話会を実施したいなと思っております.
ただ,火事場になっていないとも限りません.
それはそれで雰囲気をお楽しみください.
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□DAシンポジウム イブニング談話会
8月26日(金)
7:00〜7:30 サーベイヤ計画 hamana-2 打上(7:30 打上予定)@浜名湖東岸
8:50〜10:30 チュートリアル1
□セッションS2-1-1:「組込みソフトウェアの信頼性を向上させる方法」
講師: 二上 貴夫(セサミ/東陽テクニカ)
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組込みソフトウェアの信頼性は,プログラム,設計,分析それぞれの
工程で少しずつ向上させることができます.その方法は,IECや
Do178,MISRACなどを利用した作業の標準化,ビジュアルモデリン
グによる設計技術,そして日本のお家芸である共同作業など様々な形
があります.そしてチリも積もれば山となる!このチュートリアルで
は,今までプログラム作りに精進されてきた皆さんに少し広い範囲を
見渡していただき,ソフトウェアの信頼性向上の方法はいろいろとあ
るものだと言うことを理解していただくことを目標にします.
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□セッションS2-1-2:「プロジェクトリスクマネジメント)」
講師: 好川 哲人 (好川技術士事務所)
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組込みシステムの開発も,大規模な案件が多くなり,色々なリスクと
対峙する必要が出てきました.企業によっては以前から注視しておら
れるかもしれませんが,今後,プロジェクトのリスクマネジメントは
大きな課題となるでしょう.本チュートリアルでは,プロジェクトの
リスクマネジメントに関して経験豊富な講師の方に解説を頂き,ディ
スカッションを通して問題の本質に迫りたいと思います.
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□DAシンポジウム セッション3-1-1:「高位合成と協調設計」
□DAシンポジウム セッション3-2-1:「レイアウト2」
10:40〜12:20 プロジェクトアップデート
□セッションS2-2: プロジェクトアップデート
コーディネーター:高野 裕之(東芝 セミコンダクター社)
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組込みシステムに関連する様々な活動の最新動向を、それぞれの代表
者に紹介いただきます。
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□DAシンポジウム セッション3-1-2:招待講演
「コンパイラインフラストラクチャCOINSにおける
リターゲッタブルコード生成系」
中田 育男(法政大学)/渡辺 坦(電通大)
□DAシンポジウム セッション3-2-2:「低消費電力」
12:20〜13:20 昼食
13:20〜15:00 チュートリアル2
□セッションS2-3-1:「モデル検査ツールSpinによる
組込みソフトウェアの検証」
講師: 青木 利晃(北陸先端科学技術大学院大学)
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組み込みシステム開発では,信頼性の保証は重要でかつ困難な目的の
1つであるが,現在,モデル検査と呼ばれる検証手法が注目をあつめ
ている.モデル検査は,比較的容易に使うことができ,デッドロック
や飢餓状態などの望ましく無い状況を自動的に検出できる.そこで,
本チュートリアルでは,まず,モデル検査手法と代表的なツールであ
るSpinの概要について説明する.そして,Spinによるソフトウェアの
検証について,排他制御,Sleep/Wakeup,セマフォなどの例を用いて
紹介する.
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□セッションS2-3-2:「マルチコアプロセッサを用いた
組み込み向け並列処理」
講師:酒井 淳嗣(NEC)
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携帯端末や情報家電向けに我々が提唱している並列処理手法タスク並
列について説明する。我々が開発したマルチコアプロセッサMP211を用
いたタスク並列事例を紹介するとともに、処理性能のほか開発容易性
、検証容易性など製品開発上の観点も含め、SMPなど他の手法との比較
を行う。
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□セッションS2-3-3:「行列のできる組み込みセミナー&ディスカッション
〜最強のエンジニア&コンサルタント軍団〜セミナー編」
コーディネーター:橋本 隆成(SONY)
講師:西 康晴 (電気通信大学),杉浦 英樹(富士ゼロックス),
楠部 集(横河ディジタルコンピュータ),佐藤啓太(デンソー)
--------------------------------------------------------------
書籍、カンファレンス,セミナー、開発現場の第一線で活躍している
エンジニア、コンサルタント、大学教師の面々が日々開発に追われて
いるエンジニアの疑問、質問、問題に答えます。
最新技術や導入事例の情報を得るには、高額なセミナーに参加するこ
とになる。しかし時間は限られ、個人的な疑問やアドバイスをするチ
ャンスはあまりない。そこで、今回は業界で活躍している第一級のメ
ンバーをそろえ、普段なかなか得ることが出来ない、最新組込みソフ
ト開発技術動向の解説、事例、参加者の疑問に直接回答する貴重な場
を提供することにした。”最強のエンジニア&コンサルタント軍団”
へ参加者の熱い思いをぶつけて欲しい。
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15:10〜16:50 分科会2
□セッションS2-4-1:「組込みSW-Cを256倍使うためには」
コーディネータ: 佐藤 洋介(デンソー)
山崎 進(福岡知的クラスター研究所)
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TOPPERSコンポーネントWGやAUTOSARなど, 組込み分野でのコンポーネ
ント型開発が現実味を帯びて来ている. 一方, 他分野で実績のあるコ
ンポーネントベースの開発プロセスであるプロダクトライン開発が注
目され, 組込み分野への適用が研究されている. 本セッションでは組
込み分野へコンポーネント型開発を適用する上での実践面の課題を整
理することを目的とする. この議論の題材として『コンポーネントの
インタフェースをどのように切るか』という問題についての経験談・
失敗談を参加者から募集する。
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□セッションS2-4-2:「組込みシステムへのマルチコア導入の光と影」
コーディネータ: 冨山 宏之(名古屋大学)
高野 裕之(東芝セミコンダクター社)
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組込みシステムにマルチコアを導入する例が増えているという。しか
し、マルチコア導入が、メリットばかりをもたらすとは限らない。性
能は本当に上がるの?,開発コストも上がるのでは?,SW開発環境やOSに
求められるのは?,等、導入にあたっては、疑問点も山程出て来る。装
置開発者、SW開発者、LSI開発者、各々の思惑も違うかもしれない。本
分科会では、チュートリアルの内容をきっかけにして、組込みシステ
ムにマルチコアを導入する場合のトレードオフや問題点を探りたい。
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□セッションS2-4-3:「あなたは満足?今のデバッグ方法」
コーディネータ:武井 千春(横河デジタルコンピュータ)
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ここ数年、デバッグツールはJTAG-ICE相当のものがあれば 十分で、
安ければ安いほどうれしい、という声をいろいろ聞きます。 本当に
それで幸せなのでしょうか?ブレークさせて止めながら問題を追って
いけば十分に解決できているのか?こんなことが必要なのではないか?
こういう方法を活用したらもっと楽なのでは?などという事を改めて
振り返ってみたいという分科会です。大胆に、デバッグツールに頼っ
てるから良い仕事ができないという意見も歓迎しますが、実践的にい
い方法を考えてみたいと言う狙いです。
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□セッションS2-4-4:「行列のできる組み込みセミナー&ディスカッション
〜最強のエンジニア&コンサルタント軍団〜パネル編」
コーディネーター:杉浦 英樹(富士ゼロックス)
パネラー:西 康晴 (電気通信大学),橋本 隆成(SONY),
佐藤啓太(デンソー),工藤 浩志(IBM),
楠部 集(横河ディジタルコンピュータ)
--------------------------------------------------------------
書籍、カンファレンス,セミナー、開発現場の第一線で活躍している
エンジニア、コンサルタント、大学教師の面々が日々開発に追われて
いるエンジニアの疑問、質問、問題に答えます。
最新技術や導入事例の情報を得るには、高額なセミナーに参加するこ
とになる。しかし時間は限られ、個人的な疑問やアドバイスをするチ
ャンスはあまりない。そこで、今回は業界で活躍している第一級のメ
ンバーをそろえ、普段なかなか得ることが出来ない、最新組込みソフ
ト開発技術動向の解説、事例、参加者の疑問に直接回答する貴重な場
を提供することにした。”最強のエンジニア&コンサルタント軍団”
へ参加者の熱い思いをぶつけて欲しい。
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17:00-17:30 クロージングセッション
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・ベストポスター賞の発表&表彰
・各分科会セッションの概要報告
・総評
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【参加者募集】
SWEST7に参加し、議論に積極的に加わって下さる参加者を募集します。参加者
の募集要項は次の通りです。
a) SWEST7への参加を希望される方は、7月25日(月)までに、以下のURLから
参加申込みしてください。
http://www.ertl.jp/SWEST/SWEST7/regist/
b) SWESTでは、原則として全ての参加者にポジションペーパーの提出をお願
いしています。組込みシステム開発に関するご自分の意見をA4 1ページに
まとめた文章を書いて、7月25日(月) までに、以下のURLからアップロー
ドしてください。アップロードに必要な受付番号(SWEST7-REG-????)は、
参加申込み時に発行されます。
http://www.ertl.jp/SWEST/SWEST7/regist/paper.html
ポジションペーパーの体裁は指定しませんが、体裁を整える場合があり
ますので、実行委員会で編集可能な状態としてください(推奨はMS-Word
です)。
ポジションペーパーは、"Give & Take" の精神に則り全ての参加者にワー
クショップに貢献していただくという趣旨で、提出をお願いしています。
ただし、招待講演とチュートリアルの講師、ポスター発表の発表者(第一
発表者のみ。共著者を除く)、学部学生は、ポジションペーパーの提出を
免除します(もちろん、書いて頂くのは歓迎です)。
ポジションペーパーの実サンプルを下記の場所に掲示してあります.執筆
の参考にしていただければ幸いです.
http://www.ertl.jp/SWEST/Sample/PP/
提出頂いたポジションペーパーは、次のような目的に使わせて頂きます。
あらかじめ、ご了承ください。
・ポジションペーパー集を作成し、SWESTの参加者に配布します(SWEST
参加者とSWEST運営関係者以外には配布しません)。
・分科会において、ポジションペーパーの内容の発表をお願いすることが
あります。
※ 各分科会のテーマに類する問題をお持ちであるなら、是非ポジションペ
ーパにしたためてください。解決のお手伝いができるかもしれません。
SWESTでは討論用メーリングリスト swest-discuss __at__ ertl.jp を設置しておりま
す。これは、ワークショップでの議論を更に深めること、もしくは、次のワー
クショップに向けて事前に議論を行い、当日の議論をスムーズに進めることを
目的としています。SWEST参加者の皆さんには、このメーリングリストに登録
されることをお勧めします。
【プロジェクトアップデート参加募集】
組込みシステムに関連する様々な活動の最新動向を紹介するセッションで,活動
紹介を希望されるプロジェクトを募集します.紹介を希望されるプロジェクトは,
7/19(火)までにswest7-org __at__ ertl.jp までお申し込み下さい。実行委員会で選考の
上,詳細をご連絡します.なお,発表していただく場合は,その内容を紹介する
文書を提出していただきます.
【デモンストレーション募集】
SWEST7の会場にて、組込みシステムに関連する製品のデモンストレーションを
行って頂ける方を募集します。会場の関係から、機材は最小限(ノートパソコ
ン1台+α程度)でお願いします。デモンストレーション希望者は7月19日(火)
までに swest7-org __at__ ertl.jp までお申し込み下さい。
製品のデモンストレーションを行われる企業の方には、1口5万円の協賛金を
お願いしています。協賛金は必須ではありませんが、ワークショップ運営を支
援する意味で、ご協力いただけると幸いです。詳しくは、協賛会社募集の項を
参照ください。
また、予稿集に掲載しますので、デモンストレーションの紹介文をA4 2ページ
以内で作成し、7月19日(火)までに、swest7-org __at__ ertl.jp 宛にお送り下さい。
体裁は指定しませんが、体裁を整える場合がありますので、実行委員会で編集
可能な状態としてください(推奨はMS-Wordです)。
【協賛会社募集】
SWEST実行委員会では、組込みシステムの分野で活躍されている企業などに、
下記の要領でSWEST7への協賛をお願いしています。
協賛金: 1口5万円
協賛のメリット:
・ワークショップの予稿集などに、貴社名を掲載します(7月19日
までにお申し込みいただけた場合)。
・予稿集に広告を掲載できます.(二口以上協賛頂いた場合)
・貴社の社員が参加される場合の参加費を、会員価格とします。
・ワークショップでデモンストレーションを行われる場合に、可能
な便宜を提供します。
いただいた協賛金は、サマースクール(SSEST)運営補助,学生の参加費補助、
ワークショップの内容を充実させるため等に活用させていただきます。組込み
システム業界全体の発展を援助するという気持ちでご協賛いただければ幸いで
す。ご協賛いただける場合には、swest7-org __at__ ertl.jp 宛にその旨をお知らせ
ください。折り返しご連絡差し上げます。
【著作権の取扱い】
予稿集/ポジションペーパー集の原稿の著作権は、その著者あるいは著者の所
属機関に帰属し、SWEST実行委員会には委譲されません。提出いただいた原稿
は、予稿集/ポジションペーパー集を作成するためにのみ使用します。
発表論文やポジションペーパーなどを、実行委員会で編集可能な状態で提出し
ていただくようお願いしているのは、印刷の都合上、SWEST実行委員会におい
て、原稿のレイアウトを修正する場合があるためです。その際に内容を編集す
ることはありません。
【スケジュール】
6/30(木) サマースクール参加申込締切
7/19(火) ポスター発表カメラレディ原稿提出締切
デモンストレーション参加申込 & 紹介文提出締切
プロジェクトアップデート参加申込締切
7/25(月) SWEST7参加申込締切
ポジションペーパー提出締切
8/22(月)〜24(水) サマースクール(SSEST1)
8/25(木)〜26(金) SWEST7
【SWEST7運営組織】
ステアリング委員長:
高田 広章(名古屋大学)
運営委員長:
宿口 雅弘(三菱電機マイコン機器ソフトウエア)
プログラム委員長:
川口 晃(ガイアシステムソリューション)
サマースクール実行委員長:
菅谷 みどり(早稲田大学)
Hamana-2打上げ委員長:
岸田 昌巳(フルノシステムズ)
SWEST7事務局:
NPO法人 TOPPERSプロジェクト
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町1-8-12 東実年金会館8F
社団法人日本システムハウス協会内
TEL&FAX: (03)3865-5616
【追記: SWESTとは?】
組込みシステムは、日本が競争力を持つと言われる産業分野の多くで、基盤的
な技術となっています。大学において組込みシステム(とりわけ、組込みソフ
トウェア)に関する研究に取り組んでいる例は増えつつありますが、産業界か
らの要求に十分に応えているとは言えません。さらに、企業間での技術交流も
進んでいないのが現状です。
このような現状を打開する一つのステップとして、主として、組込みシステム
に関連する研究を行っている大学の研究者や学生と、企業の技術者を集め、組
込みシステム技術の進むべき方向性について議論することを目的とした「組込
みシステム技術に関するサマーワークショップ(SWEST)」を開催しています。
組込みシステムの開発現場から離れた環境にいる研究者や学生には、企業の技
術者と交流することで研究の動機を、逆に企業の技術者には、大学における研
究成果を導入するきっかけを提供できればと考えています。
SWEST の目標を整理すると、次の通りになります。
・大学における組込みシステムおよびその要素技術の研究の活性化
・企業における大学の研究成果の導入の促進
・企業の要求事項を大学側へ伝える場を提供
・産学共同の研究活動のきっかけを提供
・大学・企業間の人的交流の促進とそれによる創発的活動の場の提供
おかげさまで、1999年の夏に開催した SWEST1 には約80名、翌年のSWEST2 に
は約120名の参加を頂きました。2001年夏の SWEST3 からは、DAシンポジウム
と同日開催することとなり、SWEST4,SWEST5 には約140名、SWEST6 には過去
最高の約170名の参加をいただき、有意義な議論を行うことができました。
さらにSWEST7より,上記の目標達成を加速させるためにサマースクールSSEST1
を開校します.SSEST1に関しては下記のウェブサイトをご参照ください.
http://www.ertl.jp/SSEST/
また、過去の開催記録が下記のウェブサイトにありますので、ご覧ください。
http://www.ertl.jp/SWEST/
また、SWEST 実行委員会では、SWEST の運営にご協力くださる方を常時募集し
ています。ご協力いただける方は、swest7-org __at__ ertl.jp までご連絡ください。
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