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(itron-club 1771)
CEST技術セミ
ナー
- To: itron-club __at__ ertl.jp (itron-club ML)
- From: TAKADA Hiroaki <hiro __at__ ertl.jp>
- Date: Mon, 30 Jan 2006 14:23:41 +0900 (JST)
各位
# このメールはいくつかのメーリングリストを使ってお送りしています。重複
# して受け取られる方にお詫びします。
CEST技術セミナー「ロボット技術の最前線:自律とコミュニケーション」の案
内をお送りします。今回は、CESTとしては始めての試みなのですが、組込みシ
ステムの重要な応用分野であるロボット技術について取り上げます。
興味をお持ちの方は、ぜひご参加いただけると幸いです。
高田広章
名古屋大学
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第9回 CEST 技術セミナーのご案内・参加者募集
「ロボット技術の最前線:自律とコミュニケーション」
2006/2/13(月) 12:55〜18:00
場所:豊橋商工会議所 9Fホール
主催:組込みシステム開発技術研究会(CEST)
http://www.ertl.jp/CEST/
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近年,ロボット技術は,著しく進化しています。自然の地形の中を動き
回ったり,人と会話したり,人型をして歩くロボットが生まれています。
これら最新のロボットは,状況に応じて自律した動作をし,人とコミュニ
ケーションをとることを目指しています。
そこで,今回の技術セミナーは,「自律」と「コミュニケーション」に
焦点をあて,ロボット技術を3名の専門家の先生にデモやビデオなども交え
分かりやすく解説していただきます。
21世紀は,ロボット産業の世紀になると言われています。
ロボット技術は,組込み技術の集大成であると共に,今後の組込み技術の
研究開発の方向性を示しているとも言えます。ロボットで使われる組込み
システム技術は,ロボット産業以外の産業においても,参考になるところが
大きいと思います。皆様のご参加をお待ちしております。
◆日 時:2006年2月13日(月)12:55〜18:00 (受付 12:20〜)
◆場 所:豊橋商工会議所 9Fホール JR/名鉄豊橋駅から徒歩7分
豊橋市花田町字石塚42-1 TEL.0532-53-7211
http://www.toyohashi-cci.or.jp/gaiyo_bill/index.html
◆主 催:組込みシステム開発技術研究会(CEST)
http://www.ertl.jp/CEST
◆共 催:豊橋商工会議所 電子産業部会
◆定 員:100名
(先着順にて受付し,定員になり次第締め切ります)
◆参加費用:・主催,共催団体,コンピュータ応用技術協会
上記各会員:3,000円/人(資料代を含む)
・一般:8,000円/人(資料代を含む)
・学生:1,000円/人(資料代を含む)
◆懇親会費:3,500円
セミナー修了後,講師をお招きして懇親会を行います。
情報交換の場としてご活用下さい。
懇親会への参加を希望される方は,参加費用に加えて懇親会費
をお支払い下さい。
懇親会場:豊橋商工会議所 地下1階 レストラン フレスノ
◆申込方法:下記,URLより,Webにてお申し込み下さい。
セミナーおよび懇親会の参加をお申し込みいただけます。
http://www.ertl.jp/CEST/seminar/entry.html
◆支払方法:参加費用および懇親会費を,指定口座へお振り込み下さい。
なお,振り込み手数料はご負担下さい。
お振り込みは,2006年2月9日までに,お願いします。
請求書が必要な方は,Webにて申し込み時に申告してください。
領収書は,当日,全員にお渡しします。
当日の,現金でのお支払いは,なるべくお避け下さい。
振込先:三菱東京UFJ銀行 (金融機関コード:0005)
本山出張所(店番:670)
普通預金 No.3573564
組込みシステム開発技術研究会 会長 高田広章
クミコミシステム タカダヒロアキ
(補足1)
お振り込み等の際には、以下の銀行名・金融機関コードを
お使いください。
銀行名:ミツビシトウキョウユーエフジェイ
三菱東京UFJ銀行
※ お振り込みの際は、フリガナ欄に
「ミツビシトウキヨウUFJ」とご記入ください。
(フリガナ欄の“UFJ”はカタカナではなく
アルファベット3文字です)
(補足2)
UFJ銀行から三菱東京UFJ銀行への合併に伴い,
支店名および店番号に変更がありました。
■■■ プログラム ■■■
12:20〜 受付
12:55〜 開会
13:00〜14:30 講師:近藤逸人(東京海洋大学)
●「海を探る自律型ロボットの世界」
地球表面積の約7割を占め、無限ともいえる包容力を感じさせる海。
海底に眠る資源や、生態系の生産力にも期待が持たれている一方で、
今日では汚染や破壊などの問題が深刻になりつつある。
広大で深淵な海を探るのには、やはり自律型のロボットが適している
といえる。自律型の水中ロボットは、水圧に耐える頑強な構造を持ち、
運動や制御に必要なエネルギー源をすべて搭載して、各種センサからの
情報をもとに、搭載されたコンピュータで自律的な判断を行いながら
観測活動を行う。
本講演では、水中ロボット特有の設計思想や、ロボットに組み込まれる
システム構成を実例を挙げながら説明するとともに、実際にどのような
自律機能を発揮できるのか、その一端を紹介する。
14:30〜14:45 休憩
14:45〜16:15 講師:土岐泰之(NECシステムテクノロジー)
●「パートナーロボットのコミュニケーション技術と組込分野への展開」
近年ロボットへの関心が高まっているが,それらを支える
最新ソフトウェア技術情報を提供する。
特にコミュニケーション技術の基盤である画像や音声認識の課題と現状に
ついてNECのパーソナルロボットPaPeRoでのデモを交えて解説する。
またロボットプラットフォーム技術に関して紹介するとともにその組込み
分野への展開の可能性について解説する。
16:15〜16:30 休憩
16:30〜18:00 講師:森部弘(豊田中央研究所)
●「トヨタ・パートナーロボットの開発」
トヨタは、目前に迫っている少子高齢化社会への対応、家庭・病院・
オフイスなどでの雑事軽減、老若男女・健常非健常を問わない
ユニバーサル新モビリティへの期待などなど様々な課題に取組んでいます。
こうした課題を踏まえたトヨタのロボット開発の方向性に触れ、
愛知万博・トヨタパビリオンで活躍したトヨタパートナーロボットの
技術について簡単に紹介します。
また今後の展開として、人共生ロボットのあり方、その先端研究の一端
なども展望します。
18:00 閉会
18:30〜 懇親会(申込者のみ)
場所:豊橋商工会議所 地下1階 レストラン フレスノ
■■■ 講師ご紹介 ■■■
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近藤逸人(こんどう はやと)
東京海洋大学 海洋工学部 助教授
略歴
早稲田大学理工学部卒業
早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了
東京大学大学院工学系研究科博士課程修了,博士(工学)
日本学術振興会特別研究員PDを経て東京商船大学助教授
その後大学統合に伴い東京海洋大学助教授
東京大学生産技術研究所研究員兼任
自律型水中ロボット、自律型ボート等の研究に従事
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土岐泰之 (とき やすゆき)
NECシステムテクノロジー(株)
システムテクノロジーラボラトリ
主任研究員
略歴
1997年 日本電気株式会社入社
PC-8001を始め、PC-8801、PC-100、PC-88VAなどのパーソナル
コンピュータのソフトウェア開発に従事
その後UltraLite、ProSpeedなどの海外向けラップトップPCの
商品企画、インターネットTVなどの企画開発に従事
2000年 中央研究所に異動。パーソナルロボットPaPeRoのソフトウェアの
研究に従事
2003年 NECシステムテクノロジー株式会社に異動
ロボットのプラットフォームソフトウェアRoboStudioの研究開発と
市場開拓に取り組んでいる。
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森部弘 (もりべ ひろし)
(株)豊田中央研究所
車両・安全・ITSセンター 先進移動体研究室 主査
略歴
1971年 名古屋工業大学電気工学科 卒業
1973年 名古屋工業大学大学院工学研究科 電気工学専攻 修士課程修了
1973年 (株)豊田中央研究所 帰社
1992年 (株)豊田中央研究所 ロボット研究室 室長
1997年 (株)豊田中央研究所 システム1部 部長
2002年 (株)豊田中央研究所 第23研究領域 リサーチリーダ
2004年 (株)豊田中央研究所 ロボティクス研究室 室長
2005年 (株)豊田中央研究所 先進移動体研究室 主査
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